Positive Force / We Got The Funk - フロアの温度をイッキに上げる、純度100%のOld School Funk

Positive Force / We Got The Funk

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フロアの温度をイッキに上げる、純度100%のOld School Funk


DiscoからHipHopへと繋がる過渡期に生まれた名曲

1979年、Discoの熱気がピークを迎えつつも、その先の時代へと移行し始めていた過渡期に生まれた1曲が、今回レコメンドする Positive Force / We Got The Funk です。華やかなオーケストレーションや洗練されたアレンジが主流となりつつあった当時において、この曲が放つのはもっとストリート寄りで、もっと生々しい「パーティの現場感」…それが逆に強烈な個性として輝いています。後にHipHopカルチャーへと受け継がれていくブロックパーティの熱気や、DJとオーディエンスが一体となる空気感を、これほどストレートにパッケージした作品は決して多くありません。


身体をロックする無骨なグルーヴ

イントロから飛び込んでくるのは切れ味鋭いカッティング・ギターと、腰にズシンとくるベースライン…この時点でフロアの空気は完全にロックされますね。ドラムは無駄を削ぎ落としたシンプルな4つ打ちに近い構造で、だからこそグルーヴの芯がぶれないっ!12インチシングルならではの広い溝に刻まれた低域の圧は、現代の再生環境でもしっかりとカラダで感じる音として響いてきますよ。そして、この曲の真骨頂はナンと言ってもヴォーカルとコーラスの掛け合いです。タイトルでもある We got the funk! というフレーズが何度も繰り返されるコトで、フロア全体が一体化していくあの感覚…これは単なる楽曲ではなく、その場にいる全員で作り上げるパーティの空気そのものと言ってもイイでしょうね。


Party FunkからHipHopへの架け橋

リリックの内容もシンプルで、「自分たちにはFunkがある」「このグルーヴをカンジろっ!」というポジティブなメッセージがストレートに伝わってきます。興味深いのは、この曲が後にSugar Hill Recordsからもリリースされる前段階として、Turbo Recordsから先行リリースされていた点です。Sugarhill Gang Bandの中心人物でもあるNate Edmondsが関わっているコトからも分かる通り、この楽曲は後のHipHopカルチャーへと繋がるParty Funkの原型とも言える存在の曲です。DiscoとOld School HipHop、その両方の空気を知るDJたちに長く愛され続けてきた理由も、この圧倒的な現場感にあるのでしょうね。


現場で生き続ける12インチシングル

実際、当時のクラブやブロックパーティでは、派手なチャートヒットではなくともDJたちにシッカリと支持され、現場で機能するナンバーとして長くプレイされ続けました。6分に及ぶソングタイムも重要なポイントで、ミックスの中でじっくりと展開できる構成になっています。イントロからグルーヴをキープしながら、ブレイクでの抜き差しやコール&レスポンスを活かしたプレイが可能で、DJ目線でも非常に扱いやすい1枚です。今聴くとむしろ新鮮に感じるこの無骨なまでのファンクネス…洗練とは違う、もっと根源的な踊る理由がココには詰まっているんでしょうね〜だからこそ、時代を越えてフロアで機能し続けるのでしょう。レコードでこそ体感できるこのグルーヴ…ぜひ針を落として味わってみてください!これは、ただのクラシックではなく「現場で生き続ける音」です。

 

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